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執筆者の写真tohokuafv8

2024年(第14回)東北AFVの会in郡山 レギュレーションにまつわるエトセトラ

更新日:3月10日


●出品対象

・出品者自身が制作した実在または計画の軍用車両、ミリタリーフィギュア、ヒストリカルフィギュアを対象とする。 ・兵員を搭載した状態なら舟艇/ヘリコプター/輸送機・グライダーも可。

・テーマ部門では、今回に限り実在しない架空のAFV,ソフトスキンも可。

・出品数には制限なし。

●部門

・単品部門、ジオラマ部門、テーマ部門、新設部門 の4部門を開催し、来場者投票によるコンテストを行う。

新設部門出品者は単品部門、ジオラマ部門には出品不可。 ・それ以外は複数部門へのエントリー自由。


●単品とジオラマの区別について。

<単品作品>

・単品とは車両and/orフィギュアのみで構成された作品とする。

・単品は展示台に載せてよいが、展示台にはグランドワーク(地面、道路、植物など)を施さないこと。少しでもグランドワークが施された作品はジオラマ作品に区分される。

・車両単品で使用可能なフィギュア数は6体以下(平均的な乗員数+α)とする。

・ただし、回転砲塔のないオープントップAFV/兵員輸送車/中~大型ソフトスキン/火砲/舟艇、ヘリコプターなど定員の多いアイテムは10体までOK

・逆に2輪車、サイドカー、ケッテンクラートなど小サイズ車両は3体以下に制限


<ジオラマ作品>

・グランドワークのあるベースに車両and/orフィギュアを配された作品をジオラマ作品とする。車両、フィギュアの使用数は自由。

・サイズは自由とするが、公共施設開催のため一般利用者の迷惑にならない常識的な範囲


<新設部門> 新設部門では単品作品とジオラマ作品を区別しない。上記レギュレーションは気にせず、自由に作品を作って下さい。


なお上記は絶対的なルールではなく、あくまで「目安」である。レギュレーション上はジオラマに分類されるものの作者の意向が「単品」である場合、逆にレギュレーション上は単品に分類されるものの作者の意向が「ジオラマ」である場合、作品カードにその旨を明記していただければ作者の意向を尊重します。


今後のコメントで上記レギュレーションを定めるに至った理由?いきさつ?想い?など不定期に追加していきます。コメント並び替えを「古い順」にしてお読みください。

閲覧数:368回5件のコメント

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5 Comments


tohokuafv8
tohokuafv8
Sep 16, 2023

並び替えを「古い順」にしてお読みください。

補足。では、道路風のベースに車両と複数フィギュアが配されているこの作品は単品?ジオラマ? 石材風のテクスチャを施されたベースは側面まで均質ですね。これはグランドワークではなく、あくまでベースが「道路」風に作られているだけ。 よって判定は「単品」でよいと思います。 が、当日はこんな悩ましい作品があまり出現しませんように!みなさまよろしくお願いいたします!(爆)

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tohokuafv8
tohokuafv8
Sep 16, 2023

並び替えを「古い順」にしてお読みください。

次に単品作品のベースについて。作品を引き立てるため、持ち運びを容易にするため単品作品をベースに乗せるのは今や当たり前です。ベースに地面・地形の造作(グランドワーク)が施されるとジオラマ作品との境界があいまいになって、コンテストでは「単品作品のベースにはどの程度のグランドワーク」が許されるのか?という問題が生じてきます。



2枚の写真はいずれも東北AFVの会既出作。どちらもグランドワーク付きのベースに車両1両+フィギュア1体で構成されています。さて、これらは単品?ジオラマ? 今のAFV模型界では

単品=「単一の車輌またはフィギュアそのものを仕上げて魅せる作品。」

情景=「車輌、フィギュア、グランドワークを絡めてストーリーを感じさせる場面を作りあげた作品」 と考えるのが多数派と思われます。 最初の日本軍4輪車作品はベースに植物などグランドワークが施されているものの、車両とフィギュアはベースに乗せられているだけで特段のストーリーは感じられません。構成としては「単品」に当たるでしょう。 次のドイツ戦車作品は小高い盛り土/線路の上に車両が乗り上げて乗員が背を伸ばして遠方を偵察中、というストーリー性が感じられます。植物や線路などのグランドワークも左写真に比べて情報量が圧倒的に多い。これはジオラマ作品とするのが妥当でしょう。

でも、どっちも車両1両、フィギュア1体で、作品の基本構成は同じなんですよ。これをエントリー当日の限られた受付時間内に素早く区別するいい方法・・・・・・ を、残念ながら思いつきません。 よって、ここは潔くバッサリと「単品は展示台に載せてよいが、展示台にはグランドワーク(地面、道路、植物など)を施さないこと。少しでもグランドワークが施された作品はジオラマ作品として取り扱う。」と定めます。本会では上記の作品は両方とも「ジオラマ作品」になります。 ですが、そうは言っても「これをジオラマにされてしまうのはちょっと。。。。 この作品は単品として作ったんですう!」なケースが当日きっと出てくることでしょう。 なので、 なお上記は絶対的なルールではなく、あくまで「目安」である。レギュレーション上はジオラマに分類されるものの作者の意向が「単品」である場合、逆にレギュレーション上は単品に分類されるものの作者の意向が「ジオラマ」である場合、作品カードにその旨を明記していただければ作者の意向を尊重します。 の一文を入れました。バッサリした指針は示しましたので、最終的には作者ご自身で判断いただければと思います。

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tohokuafv8
tohokuafv8
Sep 16, 2023

※並び替えを「古い順」にしてお読みください。

ということで、車両単品にくっつけられるフィギュア数を大幅に緩和します。ルールは簡単なほどよいので、「制限なし」にしようかと思いましたが、しかし。

これはタミヤのソビエト歩兵進撃セットの写真ですが、フィギュアの数があまりに多いと、単品作品としての車両の存在感が破綻してしまいます。ここまでくるとさすがにこれは「車両をベースとしたフィギュアのジオラマ作品」でしょう。潔く地面も追加して名実ともに立派な情景作品に仕上げていただきたい。 ですので、車両の定員数を上限目安とした今回のルールを策定いたしました。 ということで。 ・車両単品で使用可能なフィギュア数は車両の搭乗員数以下とする。目安は6体以下。

 ただし定員数の多そうなオープントップ(回転砲塔なし)車両/兵員輸送車/中~大型ソフトスキン/火砲 などは10体までOK

 定員の少ない2輪車、サイドカー、ケッテンクラート 3体まで とします。実際の搭乗員数よりちょっと余裕持たせてます。


ただこのルールも決して万全ではありません。またもやのタミヤ製品ですが、こんなキットもあります。 単品制限内の6体のフィギュアがついていますが、うち4体は乗員ではなく歩兵です。これを単品にしてよいのかジオラマとするべきか。をこれ以上追及すると、複雑なルールがさらに複雑化するので止めましょう。フィギュア数が制限内であれば、乗員でも非乗員でも兵種は問わず、ベースにグランドワーク(道路、地面、植物など)さえなければ単品とします。

次に単品作品のベース工作について。

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tohokuafv8
tohokuafv8
Sep 14, 2023

並び替えを「古い順」にしてお読みください。

考え方ははいろいろありましょうが、AFVモデル界では

単品=「単一の車輌またはフィギュアそのものを仕上げて魅せる作品。」

ジオラマ=「車輌、フィギュア、グランドワークを絡めてストーリーを感じさせる場面を作りあげた作品」 とするのが多数派かと思います。さすれば過去の単品レギュレーション、「ベースへの搭載は自由、付属させるフィギュアは1体まで」は実にシンプルで分かりやすい。


が、しかし。写真を見てください。すべてタミヤ模型のホームページから引っ張ってきたものですが、キットを素組みするだけでフィギュアてんこ盛りのキットがこんなにあるんです。で、これまでのフィギュア1体シバリだと、これらの素組みは単品として出せなくなってまうんですよ。特に最近のタミヤ新製品3Dスキャンフィギュアは評判いいし、そのフィギュアと絡めた作品出せないなんてなんとも残念。ならばレギュレーションもそれに合わせて微調整したほうがいいですよね? 

もっともタミヤキット、キットだけで一つのストーリー・場面を構成しているので、これは単品作品ではなく車両をベースとしたフィギュアのジオラマと考えることもできます。ただそれを言い出すと収拾つかなくなるので、ここでは「単一キットの素組みはあくまで単品」として話を進めます。













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tohokuafv8
tohokuafv8
Sep 14, 2023

並び替えを「古い順」にしてお読みください。

続きです。ここでこれまでのレギュレーションを振り返ってみます。 2023年 秋田: >単品:車両単体またはフィギュア単体。 >ジオラマ:ジオラマベースに軍用車輌を展開した作品 >ジオラマ~単品の区別は出品者の判断に任せる。 えらいザックリした区分ですね。出品者の判断を尊重する趣旨で、あえてこのように雑把なシバリにしたわけですが、実際にやってみると終了後のアンケートで 「単品とジオラマの区別があいまい、区分を分かりやすくしてほしい」 との意見が複数出されました。たしかに単品部門にどうみてもジオラマにしか見えない作品がいくつか展示されてました。 ということで、次回はもう少し踏み込んだルールを設けることにしたわけですが、さらに以前のレギュレーションを振り返ってみます。

2020年 青森: >単品部門 ベースへの搭載は自由、付属させるフィギュアは1体まで 2019年 秋田: >単品部門:小さいベース(ジオラマに準じる)に乗せても良いですが、ベースに乗せるフィギュアは1体以下とします。 どんなベースに載っけてもよくて、フィギュアを1体以下に制限しています。これは非常に分かりやすい。

ところが!2024年の郡山ではフィギュア制限を大幅に緩和したかわりに、なにやら複雑怪奇なレギュレーションに化けてしまいました。


曰く ・単品とは車両and/orフィギュアのみで構成された作品とする。

・単品は展示台に載せてよいが、展示台にはグランドワーク(地面、道路、植物など)を施さないこと。少しでもグランドワークが施された作品はジオラマ作品として取り扱う。

・車両単品で使用可能なフィギュア数は車両の搭乗員数以下とする。目安として戦車/装甲車/回転砲塔を有するその他AFV 6体以下

 自走砲などオープントップ(回転砲塔なし)AFV/兵員輸送車/中~大型ソフトスキン/火砲 10体以下

 小型4輪自動車 5体以下

 2輪車、サイドカー、ケッテンクラート 3体以下

長い!長すぎる!!郡山の主催者はいったい何考えてこんな複雑な規定にしたのでしょう?

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